東海エステ日報

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【刈谷アジアンエステ】ラジャさんの不運な1日

どうも、ラジャです

目次


それは、土曜日の朝だった。


いつものように起きてすぐにヤニを燻らせていれば、その異変に気付いた。


おはよう!

…驚いたな。ギンギンじゃないか


脈打つ波動、見事な朝起ちだった。


珍しいこともあるもんだ。


窓から吹き込んでくる冷たい風が、いよいよ秋の訪れを感じさせてくれる。


この朝起ちはお告げなのかもしれない。


えちえちなアジエス、いっとくか…


そんな想いがわき上がった瞬間、僕の不運な1日が始まった。


ギンギンに朝起ちした土曜日の朝だった。


フライング返還


僕のアジエスフォルダ、「切ない気持ちのゴミ捨て場」。そこから摘み上げたのは、割引込み80分大1枚でいけるマンションタイプの香ばしいお店だった。


姐写真はオールダミー。


しかし、ほんのわずかなワンチャンスに賭けるのが僕。


もしかしたら、万が一がそこにはある。紙のように薄い確率ではあるが、やはりそこに張るのは異常に気持ちがいい。


僕は夢を見ている


その店に「今からいけるかい?」予約をかませば、やはり行けると。そしてショートメッセージで住所が送られてきた。


なんだパラサンピアじゃないか…


そこは刈谷市におけるマンションアジエスの総本山。もちろん、過去に数回凸った事がある。


幾度と不摂生だった。


やはり、不摂生な水は転生しようが淀みなく流れるもの。だからこそ、僕の渇きを潤してくれそうな、そんな気がした。


そして、約束の時ジャスにマンションに到着。例のごとく、指定された23番に車を停めタマをポッケに詰める。


なにより、今回は不摂生だ。

念には念をの+5000円を忍ばせておく。


お店に着いたよコールをかまし、階段を昇りその部屋を目指す。
そこにたどり着けば、異様な気配を感じた。


玄関扉から邪気が漏れている。


そこだけが、他とは明らかに違う雰囲気だった。


実際、この感覚はその現場に立った者にしかわからない。たしかに、そこには邪気が漂っていたんだ。


意を決してインターホンを押す。


そうすれば、中からバタバタと足跡が聞こえると共に女性がなにかを喚いているような声が聞こえた。


ガチャン!


玄関扉の鍵が動いた。


僕はすぐさま魔界への扉を引いた。


えっ…


開かない。鍵がかかっている。


そして、中からまたドタドタと足音が聞こえた。


その瞬間、僕の心に不穏な気配立ち込める。ゾワッと走る鳥肌ーーー


間違えたかも…や、やばい…


僕は振り返り早歩きで現場から離れ、そのまま階段の踊り場で店に電話を入れた。しかし部屋番号の確認をすれば、きっちりそこ。合ってる。


そして「ちょっとまっててね」と電話は切られた。


とりあえず、マンションから一旦脱出。


今の僕は完全に不審者。なにせ、マジで普通のマンションだ。駐輪場には中学生が乗ってるであろうチャリンコが並んでいたりする。


車で待機し、10分くらいが経った頃。


痺れを切らしお店に電話を入れる。


そうすれば、案内姐はこう言う。


ゴメン、姐が出掛けちゃった。また今度来てクダサイ。次割引するから…


ああ、わかったよ…


そう伝え、電話を切った。


たしかに突っ込み所は多々ある。しかし、僕は寛容な精神の持ち主だ。理不尽さえも黙って飲み込もう。


すぐに気持ちを切り替える。


フライング返還だと思えばノーダメージ。


大丈夫、アテならある


パラサンピアより


なんやかんや言うても僕はプロ。


候補など無限にある。


切ない気持ちのゴミ捨て場から多数の候補を拾い上げ今いる周辺のお店への予約を試みる。


しかし…


今いっぱいね


で、2店舗に弾かれる。


それにより痛感する土曜の繁忙っぷりを。そりゃ今日が休みの先っちょが渇いた諸兄達がここぞとばかりに殺到してるわな。


日を改めるかな…


もはや流れが悪い。このまま無理やり突っ張ったところで結果は見えている。


ぽっかりと空いた隙間時間。


それならば、アジエスのHPを流して切ない気持ちのゴミ捨て場へのストックでも探しておくか。


そうして、出会ってしまった。


今いる場所からすぐそこの、半額で凸できちゃうお店を。


泣きのワンチャンス。


ダメ元で予約を仕掛ける。


電話に出たのは甲高い声の姐だった。


今からいけるかい?


それだけのシンプルなリーチは即ロンとなる。


大丈夫よ


リー即ピンドラ2、満貫の8000点。


刺さった


しかし、それは更なる悲劇の始まりだった。


お店

【店名】百合
【ジャンル】アジアンエステ
【タイプ】路面店
【場所】刈谷市
【コース】VIPコース70分
【料金】8000円(割引適用)

yuri.ddv.jp


電話を切った後、改めてそのお店のHPをチェックする。そうすれば、2人の姐。


写真は圧倒的なダミー。


まあ、それはいい。


しかしその箱である。


僕はその箱をよく知っている。


まだアジエス黎明期の頃、つまり僕が目覚めたあたりの時にここへ凸っている。
それは今でも覚えている。巨乳の姐がいてノーフィニッシュだった。ふーん、これがアジエスかあなんて思ったものだ。


そしてそれからそれなりな時が経ち、再度僕はここに引き寄せられる。
一応アジエスだったが、日本人のお姉ちゃんがいて粗雑なマッサージに愛なきフィニッシュを食らった。


また戻ってきてしまった。


半額という飴に釣られて…


イレギュラーの連鎖


店前に車を停め、タマを調整。


ここは大一本あればいい。ガジリは電話にて確認済み。8000点は確。


さあ行くぞリベンジだ


魔界への扉を引く。


開かない…!


瞬時に込み上げてくるパラサンピアの悲劇。いやいやそんなバカな。


とりあえず、扉横のインターホンを押してみる。


そうすればしばらくして鍵が回る音と共に扉が開かれた。


よかった…


そこにいたのは、少し派手めなマダム。


平成のホステスさんが着るようなドレスに身を包んでいた。


オニイチャン電話した?


その声でわかる。さっき話したあなただ。


そうだよ


中へ入りすぐ横の待合室スペースの椅子へと腰かける。そうすればすぐさまコースの選択を迫られた。


…半額はいけるのかい?


あえての確認。通ると知っていながら。それは麻雀において相手を煽る「それロンしてもいいかい?」と聞くようなもの。


ああ、大丈夫よ、


満貫8000点を姐に渡す。上がっといて払う。それこそまさに麻雀とアジエスとの違いだろう。


ちょっと待っててね…


静寂とした店内でぼんやりと姐の帰りを待つ。


そうすれば、


オニイチャンごめん


と言いながら彼女は戻ってきた。


今下水の修理してる、シャワーできない。それでも大丈夫?


もはや、選択の余地はなかった。


なぜなら彼女はお釣の2000円を僕に渡しながらそう言ってくるのだから。


ただ、


…シャワーは浴びたいな


と、一矢報いてみる。それは至極正直な僕の想いで、この後も仕事が控えている。股間がぬるぬるのままでは仕事にならない。


ああ、ちょっと待って


姐はそう言うと裏へと消えた。そして微かに聞こえてくる業者っぽい男性との会話。それから姐が戻り


大丈夫よ


との事だった。


しかし、今日はマジでツイてないな。
そう思った。いわゆるイレギュラーが連鎖している。マジで流れが悪い。


そして、施術スペースへ案内される。


服脱いでシャワー


ここで僕は一応気を遣う。


シャワーは帰りに浴びればそれでいい。


だからこそ、そのうまを彼女に伝えた。


おけ、じゃあうつ伏せしてて


セラピスト姐


実際、今回は半額という飴をしゃぶりに来たわけだから姐のクオリティーとかマッサージとかそういうのはまったく期待していなかった。


ちなみに、HPに掲載されている姐写真は当たり前のようにダミーだったのは言うまでもない。


そして、あえて先に言っておくが今回僕を施術してくれた姐の名前はわからない。


これはマジな話だ。


それについては後程詳細を書く。


姐はちょっと派手めなマダムだった。マスク着用でその目元のみしか確認できなかったが、ギラギラな化粧をしているのがわかる。


それに加えて平成のホステスさん風味なドレスがその派手さを強調していた。


彼女は鉄だった。


特に、後半。


ここまで冷徹で、カピカピに乾いた対応をしてくる姐はちょっとレアだったりする。


鳥肌レベルの衝撃だった。


うつ伏せ施術


その施術スペースは天井解放に仕切り壁の入り口カーテン仕様。そこに上等そうなやや厚めのマットが敷いてあった。


この箱は代々足高ベッドって印象だったが、これも時代か。


そして、僕が服を脱ぎ始めればカーテン越しに姐の声が聞こえる。


やっぱり大丈夫です


それは彼女が言っていた「下水道の修理」をしている業者へ向けて発せられたセリフだった。


ほんとですか!わかりました!


その業者がそう元気よく返せば、誰かと話始める。
おそらくすぐ近くの風呂場あたりで2人で作業しているのだろう。その会話の内容までしっかり聞こえてくる。


水が流れないらしく原因が分かっていないらしい。


その会話を聞きながら僕はマットへ転がる。


すごい気持ちになった。


僕は今から業者が作業しているこの傍らで施術を受けなければならない。


そして、どこからともなくレゲエ調なBGMが店内へ流れ始めれば姐が戻り、全身にタオルを掛けられ指圧がスタート。


初手は肩へのワンハンドだった。


そこから背中へと進み、僕の左半身をその手は軽快に駆け回る。


いつしか遊んでいた片手が添えられれば、彼女のそのマッサージの本質が見える。


完全なるスピードタイプ。


捌きはテンポよくリズミカル。手数が多くシュバババ!っていう感じ。


だからこそ、沁みはしない。


その圧が軽すぎて上部マントルにも達しない。


それにバリエーションも少なく、その手数の多さで誤魔化しているような気すらもした。


そんな指圧は全身にきっちり施される。


超退屈だった。


僕は、ずっと業者の会話を聞いていた。


じゃあ流しますね!

はーい!

どうっすか?

いやーまだダメっすねえ


なかなか解決しないようだった。

原因の可能性があるものを一つづ潰していくしかない。と、その業者は語っていた。


そしてこの展開の中、店内にインターホンが響きわたる。


姐は何も言わず施術スペースを後にした。


そうすれば、玄関方向から聞こえる「今から行けますか?」。


さすが土曜日。先っちょが乾いた諸兄達が予告もなしに現れる、か。


今忙しい


姐はそれだけ伝えると兄は去っていった。


姐の対応が鉄すぎる。しかもそんなキンキンな姐が今僕をマッサージしているかと思うとゾクゾクしちゃう。


そして、この後。まったく同じくだりが再度起こったりする。

「今から行けますか?」


今忙しい


ってか、皆電話して凸しないの?


しかし、この日弾かれた兄達はツイてるよ。


しょうもない体験を回避できたんだから。出来ることなら代わってあげたかったよ。


このうつ伏せの指圧はそんなイレギュラーを織り混ぜながら、それなりな時間施される。


正直、苦痛でしかなかった。


彼女のマッサージはマジで沁みない。


ましてや、常に聞こえてくる業者の会話を聞きながらそれを受けるんだ。


なんだこれは?修行か?


行雲流水


指圧の終わりはタオルを剥がされた事で察する。


そうすれば、彼女は僕の尻を直に擦った。


そこにエロさはない。

ただ、尻を擦るだけ。


そして、姐は言う。


オニイチャン、仰向け


僕は苦悩を抱えながら表へ返す。彼女は下方、愚息の横に座っていた。すぐそこにいるはずなのに、妙に遥か遠くにいるような気がした。


あなたは道端に落ちたネジを拾うように、それをそっと触った。


僕は両手を頭の下に敷き、その無機質な天井を眺めた。


いと儚き、虚無の調べ。ただただぼんやりと上の空。


そして、柔らかいそれは伸ばされたり縮められたり。


なかなか愚息は頷かない。そりゃそうだ。その所業に一粒の愛も感じない。



しばらく、イジイジされていればほんのりと固くなっていく。生理現象、ただのそれ。


しかも、そのムーヴに変化はない。ずっと同じ。伸ばしたり縮めたり。


そして、ある程度まで膨らめば彼女はそれを握りこの物語を終わらせにきた。


僕は尻の穴に力を込めた。


呪いを…発動させる


長生きしても、たぶん良いことはない。それなら潔く散ろうじゃないか。


諸兄達よ、僕の屍を越えていけ…


そうすれば、即で訪れる今日のその時。


尻の穴に力を込めて、ほんの数秒後だった。


あなたに伝える終焉の予告。


ツ、ツモるわ…


彼女は驚いたようにその眼をカッと見開く。そしてどこからかチリ紙を取り出し構えた


その瞬間だった。


じゃあ、もう一回水流しますか


聞こえてくる業者の声。


そっち見といてください

はーい、いいっすよー!

あー、たぶん良さそうっすね


・・・。


いっぱい…!


なんだこれは

ちり紙でトントンされながら、そんなツッコミを心の中で呟いた。魂の筋が釣ったような感覚が走る。


僕の悲劇は天井へと溶けていった。


ないわー


鉄の追い打ち


オニイチャン、シャワー


事後処理の後、即でシャワーへ。


もう下水の修理も終わってるもんな…


そして、全裸のままシャワー室へ案内される。


こっち


いや、ちょっと待てくれ。さっきまですぐそこに業者がおったじゃないか。

僕は施術スペースのカーテンの隙間から恐る恐る顔を出す。


大丈夫よ


たしかに、そこには誰もいなかった。しかし、業者の声は裏口の外から微かに聞こえてくる。僕は半起ちの愚息をペチペチさせながらシャワー室へと駆け込んだ。


お湯を出し、全身を洗う。


まあ、言うてもノーオイルだったからその洗いは速攻で終わった。


シャワー室から出れば、入り口横にタオルが掛けられていた。


それで身体を拭いていれば、姐が通路にシュッシュッしていた。


消毒だろうか意外とちゃんとしてるな、と思った。


そして身体を拭き終わり腰巻きタオルで施術スペースへ戻る途中、姐と通路ですれ違う。


姐は目も合わせてくれなかった。


僕が見えてないんじゃないかと錯覚するほどの振る舞い。


これにはマジでものすごい気持ちになった。


そんな気持ちを抱き施術スペースへ戻れば、姐がすぐさま声を掛けてくる。


服着てください


そして帰り際、通路にいた彼女に聞いてみた。


そういえば、きみの名はーーー?


彼女は何も言わなかった。


聞こえなかったのかな?


だからこそ、もう一度聞いた。


あの、あなたの名前は…?



彼女は無言で扉を開けてくれた。


僕はそれ以上なにも言わず「じゃあ」とだけ言い放ち店を後にした。


遠くの空を眺めればほんのりと茜色に染まっていた。


ラーメンを食いたくなった。


よってくか…


ラーメン結語


今回はマジで不運だった


こうも重なるもんかねと。いわゆる踏んだり蹴ったり。ジャイアントコーンの折れたチョコ溜まりだよほんとに。


そんな事を考えながら、今回凸したお店近くのラーメン屋で僕はニンニク醤油を食っていた。


僕はこのラーメン屋にはニンニク醤油を食いにきている。
マジで旨いんだよなこれ。


しかし、食った後の口臭は鬼になるが幸せには代償がつきもの、この後仕事だけど。


今回の体験に評価はつけれない。


たしかにマッサージはイマサンで姐がド鉄でラストはあれでしょうもなかった。

ただイレギュラーが多すぎてちゃんとした体験だったとは言えない。まあタイミングというか純粋に僕の運が悪かったんだよね。

パラサンピアの悲劇は僕のもってなさ。

業者も仕事を頑張っていた。

だからこそ、これで★1とかにしちゃうとさすがに可哀想な気がする。

まあ、2度と凸しないけどね。

なんだろ、料金が半額だったから愛情も半分だったのかな。知らんけど。

とりあえず

ニンニク醤油がうまい


以上


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