東海エステ日報

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【名古屋メンズエステ】あの日、股関に吹いた風の音は「この物語は決して終わることはない」と、ただそれだけの話

どうも、ラジャです

目次

冒頭

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ここ最近、博打でそれなりにゼニを稼げていて、愛すべきマストなセラピスト達への再凸を繰り返していた。
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やはり彼女達は良い


なにせ凄腕で、安定してて、マジで満足させてくれる。


なにより、記事を書く必要がないからこそ、一般の純粋なユーザーとして心の底からメンエスすることができるのは僕にとってマジで素晴らしい。


だって一回書いたんだもん。もういいだろう


その繊細なタッチに涎を垂らし、触れあう肌に癒しが燃え、たわいもないトークに僕の心は存分に満たされていた。


だが、そんな日常に疑問を抱くようになっていた。
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なにかこう、魂が震えない…


例えるなら戦地から帰還し平穏な日常を田舎で過ごしている兵士の心にポッカリと穴が空いているような、そんな感覚。


おかしな話だ。自ら耕し種を蒔いた畑には、青々と作物が実っているというのに。


たしかに、マスト枠へ凸すれば外さない。


純粋なユーザーとして楽しめている。


二日酔いは辛いが酒は旨い。


博打もそこそこ調子がいい。


毎日、笑顔でハッピーで…


それでいいじゃないか、


満たされてる。


ただ、なんだ、この虚無感は…。
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僕の目は開いているか?

3月某日

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この日。僕は友人と麻雀を打つために、三河のある都市へと向かった。


友人との待ち合わせ場所までの道中、電車に揺られながら、テレボートを嗜んだ。2レースやって、結果的には一本ちょっとの浮き。申し分なかった。やはり流れがキテいる。僕の買い目に沿って選手が走っているかのような感覚がしていた。

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また、メンエスいけちゃうのか。


もちろん、新規開拓をする気など1ミリもなかった。当然のマスト枠。

「また会いに来るよ」と別れたセラピスト達への岬巡り。それでいい。


そして、友人と合流。
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麻雀の前に一杯ひかけようやとなるのは不摂生達の流儀。ちょっと高めの回る寿司屋でビール寿司ビール。


ほどよくのはずだったが、だいぶ仕上がってしまった。
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するとどうだ、僕の心の奥底で悪魔が囁く。


おい、ボートやりたくねえか?


うん、やろう!


そう、彼は笑っていた。


最初のレースは豆で大穴狙い。


これは寸寸で外した。


クソ、マジで悔しい。なんで3着流さなかった10分前の僕よ。豆買いといえど、それが僕をチンチンに熱した。


そして、その焼けた状態で挑んだ大村6R。
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やっちゃうか大勝負


1-2-346、2-1-456。


本線は1-2-34。ここへほぼほぼ全ツでぶちこんだ。他は抑えの抑え。とったところで利益は知れていた。


頼んだぞ山田と白井…


良い感じだ…!!
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やめてええええええええええ!!!
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・・・。
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一周一マークの泡と消えたメンエス5回分。


嗚呼、マジでもってない


ちなみに、友人もキッチリ外していた。彼もそれなりな大勝負をしたらしく顔が油でテカテカになっていた。


白井は、はずせんよなあ…


ああ、白井ははずせんて…


そして生中を追加。
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英治に

英治に…


その悔しさと共にほぼほぼ一気で僕達はそれを飲み干した。


ゲップをしながら、友人が言った。


錦いくわ


その意味、だいたいわかった。もう麻雀は打たない。打つのは…


じゃあ僕もいく


勝負の後に

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帰宅したのは深夜1時頃だった。


財布の中には1000円札が一枚。


そしてポケットから謎のタバコ。
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アイコスユーザーの僕がこんなん吸ってたこと自体チンチンでしかない。酒をやって博打を打つとよくあることだ。


何も覚えていない、いや脳がその記憶を必死で消そうとしている。


焼け野原についた膝。焦げたカードはマックス9。消されたナイスはムカつくタイ。後悔と絶望と酒が脳を浸し、僕は静かに眠りについた。


これからどうしたらいいんだと考えながら。


翌朝、これまでに稼いだ博打基金を整理した。


現ナマは1000円と数百円。


テレボート用の口座に大が2本。


うん、まだギリ闘える。


まだ闘えるが…


怖い…。
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昨日の大敗は僕に多大なるネガティブを与えていた。それは博打への嫌悪感みたいなもので、大2本打ったところで昨日の寿司屋には戻れない。そしてどうせ積み上げてもまたどこかでやらかすんでしょみたいな。


博打で稼いだゼニは博打で溶ける。


勝ち続けることなんて不可能なんだ。


運なんて、ある程度溜まったらチョンでポン。


それならあれか、僕は負けるまで、全てを失うまで打ち続けなければならないのか。ずっと、これを繰り返すのか。灰になるまで、波の音が消えるまで、闘いの螺旋をクルクル回り一歩進んで2歩下がる。


全然前に進めないじゃない…


つまんねえ。こんなことなら原付買って矢作ダムまでツーリングしたほうが有意義だった。


そんな想いがスマホのメンエスフォルダを開かせ、凸済みのマスト枠へアクセスしていた。


僕はもはや死んでいた。


生き返りたいとか傷を癒してほしいとか、そういうのではない。


この残ったゼニを博打で溶かすくらいなら、いっそメンエスで溶かしたい。


ただ、それだけだった

お店

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【ジャンル】日本人メンズエステ
【タイプ】ワンルームマンション
【場所】伏見
【コース】90分
【料金】17500円(指名+OP)


そのセラピストが都合よく出勤していたという理由でここへと戻ってきた。


彼女へは通算2回目の凸となる。


最初に会ってから、おそらく1年強は時が経っているだろう。だからこそ、彼女の成長というか変化に期待していた。


やはりそれも醍醐味だ


たしか、彼女の施術はそれなりに不摂生だった。大外からの絞り、ブンブンの強ツケマイ、そしてアカンよアカンて、はわわのわ。


メンエスという枠から若干はみ出した業だったはず。


彼女を蛇と呼ぶユーザーもいれば、女神と呼ぶセッシャーもいるだろう。


それはもはや、どちらでもいい。


メンエスへ凸するという事実。


今は、それだけでいい。


ほらほら、これが僕の骨だ。
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この旅終えて街に帰ろう

予約TEL

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ローテーションで変わる受付ニキ達。物腰柔らかなロマンスグレーもいれば風の匂いプンプンな香ばしいアニキまでもが対応してくれる。


それはこのお店の巨大さ、磐石な組織であることを象徴している。


指定されたマンションは安定のあそこ。


このお店と言えばそこというだいぶ仕上がった商業的なビル。


予約時間ジャストに到着。


「着きましたよコール」をかますが、通例の「しばし待たれよ」が発動。


それで思い出した。


たしか前回もそうだった。


あの時は若干の理不尽さを覚えたものだが、今となってはそれくらい屁の突っ張りでしかない。


実際、メンタルが弱っていたというのもあるが、やはり年をとったというか、もはや些少な理不尽さなど本当にどうでもよくなってしまった。


この手は汚れ、その眼は曇り、白髪も目立つ。

いつでもヘラヘラ笑ってるだけの木偶(でく)に僕はなりたい。

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世の中は理不尽だ。それに抗ったり、いちいち感情を動かしていては身がもたない。グリグリの一番人気ですら1マークで簡単にお疲れだ。超ドキ引いたらそりゃレバーは壊れるさ。


そんな理不尽でも愛でていたい。


あの日、ギラギラしながら眺めた夕日はどこか懐かしい哀愁を漂わせている。山の向こうに暗く厚い雲。


明日は雨かなあ

セラピスト

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お店から「もういいよ」コールが入り、エレベーターへと乗り込む。


鉢合わせた男性と共に該当階へと上がる。おそらく彼もメンエスだろう。それは偏見だが、きっとそうだろう。
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そして、お部屋へ到着。


心、無のままインターホンを押した。
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それなりのレスポンスで扉が開けば、あなた。


彼女は少し困惑した表情を浮かべ、ビンビンに伝わってくる「え?誰?」な気配。


わかるわかるよ。ずいぶん久しぶりだから。おそらく受付ニキから本指名だと伝えられた上での「だれ?」という感じだろう。


それでいい


それこそ、ナチュラルな反応だ。


僕は少しギクシャクした感じで部屋へ入り、1人掛けのソファーへと腰を下ろす。


雨降ってましたか?


ええ、それなりに


そんな普遍的な会話をかわす。やはり、2人の間には独特の雰囲気が漂っていた。


僕はもちろん、


お久しぶりです覚えてますか?


とか、そういう馴れ馴れしい対応はしない。おそらく、たぶん、きっと、彼女は僕の事を覚えていないだろうからそんな主張は不毛でしかない。


だからこそ、昨日来たかの如く、毅然とした対応をすればいい。
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僕は特別ではない。

たかだか、39億分の1本にすぎない。

ただ、博打に負けるだけの養分だ。


しかし、あなたは美しくなった。
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僕の記憶では、それなりにふくよかで豊満だったが

ずいぶんとスタイルが整っている。


それに、なんだか面も綺麗だ。いわゆる、完全に垢抜けてるというやつ。


この幾ばくかの月日で相当磨いたんだろうなその容姿を。それはとても素晴らしい事だ。どんどん綺麗になってくれ。そしてこの業界を盛り上げてくれ。あなたは間違いなくA1で、インを走れば余裕で逃げるだろう人気もでるだろう。って、いかんいかん。博打はもうこりごりだっつーの。


彼女は綺麗になっていた。


それでいい

殺しのやつ

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キンキンの茶をしばき、料金を支払う。


ここでカットインしてくるのは、やはり香ばしいOP達。


着替えはもちろんいかせてもらうが、問題はその他だ。


そのOP全部といきたいところだが、いかんせん明日のタバコ賃も残しておきたい。


だからこそ、今回は2点に絞らせてもらう。


着替えと鼠径いじり。


それにより、大2本でもお釣が出て3日分くらいのタバコ賃が残る。


まさにパーフェクトな張りだ


そして、着替えを選ぶフェイズへ移行。


僕の右に待機している着替え達。


んまあ香ばしいラインナッパーではあるが、やはり俄然主張しているそのグリグリ一番人気風味の透け透けベビドでいいだろう。


ーーーそう、思っていた。


彼女はその着替え達を一つ一つ紹介してくれた。


その最後、ケツのケツに彼女が恥じらいながら手に取ったのは至極尖った不摂生の極みみたいな衣装。


そ、それは?なんですか?


もちろん、僕はそれがなんであるか知っていた。


それをあえて聞くという弄らしさは僕の下心。


あー、これは…殺しの?


そりゃ濁すよな。いや、聞いた僕が愚かだった。そんなん見りゃわかるやんって話なんだから。悪いことをした。すみません。

じゃあそれで


もはや、迷いはなかった。


なにせグリグリ一番人気のベビドは前付けされて100起こし。きっとそのハレンチな衣装に直で捲られるだろう。


しかし、それによりタバコ約1箱分を課金したのはいたたまれない。しょうがないか。あんなん見せられたら行くしかなし子ちゃんでしょうが。


料金を支払い、彼女はシャワーの準備で退室。


その間、彼女の指示通り脱衣し腰巻きタオルでボンヤリと待つ。
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その心に、ちょっとだけ後悔が芽生えていた。


施術前シャワー

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彼女が戻り風呂場へ案内される。


ご無礼もシャワーもこなせる機能的なお風呂。


身体に張り付いてくるひんやりしたカーテンを払いながら心と身体を清める。


しかし、またやっちまったな。


選ぶ予定ではなかったMAX価格の衣装。


それはたかだかタバコ1箱分の足が出ただけではあるものの、やはり現場の衝動で決め打ちを崩した事実はプロとして失格でしかない。


そんな事を考えながら、尻穴のスジ一本一本まで念入りに洗った。


はあ…


シャワーのお湯を止めた時、深いため息が出た。お昼に食べたモスバーガーの味がした。心にはまだ後悔が残っていた。


果たして、こんな気持ちで楽しめるのだろうか、そもそもなんで僕はここに来たんだ。来ちゃダメでしょ、明日からカツカツなのに。それなのに、それなのに…。


大丈夫だよ


その声、たしかに聞こえた。


洗面台の隅、単騎でかまえたそいつから。


久しぶりだな



はやく行けよ。彼女が待ってる。お前が選んだ不摂生を纏ってな


見たくない、それが僕の後悔だから


ふりむくな


え?


後ろには夢がない


うるせえ


やはり、心が弱っている時に励まされるとイラついてしまうものだ。やかましい相棒を穿けば、ゆるめのノーマル野郎。


いくぞ量産型

施術

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それが、着替えた彼女を初見した時の実直な感想だった。


なんというか、何かが違う。


いや、何かがおかしい。


つまり、露出激高なはずの衣装なのにそれがまったくない。まあ、冷静に考えてみればそれはしょうがないとこではあるが、結果的には童貞ではなくそのガチガチな下着により、その味を殺してしまっていた。


やはり、一番人気にしときゃよかった。


そりゃそうなるわな。


考えてみればわかったやん。やはりスケベを発揮した僕が悪い。


うつ伏せ、お願いします♪


(なんかすみません)


そう心の中で詫びを入れ、そのマットの上へ転がった。そして薄手のタオルを全身に掛けられ「準備してきますね」と彼女は退室。


ーーなんのための退室なのか?


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それは僕の希望、諦めない心、もしかしてのワンチャンス。


あるぞ、その衣装の本気。不良航法、妨害失格でのブラジャー撤去。


あの姿は初見だけでまさか始まったら本気出してくるんじゃねえの、


という淡い期待が沸いた。


眼前の姿見へ意識を集中させる。
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写し出されたあの扉から出てくる彼女へ。


成就は紙のように薄い確率ではあるが可能性の獣はいつもすぐ近くにいる。


おまたせしました~♪


が、そのワンチャンは通らない。
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初見そのままの姿で彼女は現れ、指圧が始まった。


まあ、しょうがない


タオル越し、初手は腰らへんから。


痛いですか?


いえ、気持ちいいです


それは本音だった。なにげにその初手から彼女の腕前が垣間見られる。圧はそこそこだが、押す位置が的確なのか、メンエスにしてはそのクオリティーが高い。


もっと強めでできますよ?


なんですって


それは僥倖でしかなかった。


じゃあ、おねしゃす
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そこから、ゴリゴリへと圧が上がった。うんうん良い感じだ。僕はこれくらいがいい。


実際、前回の施術内容はあまり覚えていない。だからこそ、前回と比較のしようはないが今回はナチュラルに気持ちいいそれでいい。


そんな指圧を受けながら、彼女はトークを展開してくれた。


いい声だ。


話し方も丁寧で綺麗で高木マーガレットのラジオを聞いてるようだった。


しかし、彼女のその話の内容を聞いて納得したが、間違いなくこの仕事に対して熱い矜持がある。


完全なるプロ。
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どうやら、容姿だけではなく内面まで立派なセラピストに成長されたようだった。


本望だよ、あなたのようなセラピストの施術を受けれるなんて。


変な格好させて本当にごめん


そして、その指圧は身体の隅々までキッチリじっくり施される。ただ、じっくりすぎてこの指圧へ配分過多な気もしたが、それもまた彼女の色だ。


全然いい。


この指圧じっくりスタイル、僕は好きだ。


その妙技に身体は癒され、そのトークに心は頷く。


会いに来てよかった


ゴッドハンド

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オイルやりますね♪


その号令と共に、背中のみタオルが解除される。つまり、脚にはまだタオルが掛けられたまま。


そうか、密着は敬遠なのか


ほんの少しだけ残念な気持ちが湧いたが、それは一瞬で吹き飛んだ。


このオイルの初手から、


そのクオリティー、造作に僕は本気で感動してしまった。


…ピタっ

僕の身体にその手が着地した瞬間の独特の溜め。


…じゅわ

じわじわと沁みてくその熱。


…あったけえ

それは、哀愁漂う味わい深い風味の調べ。


なんだこれ。
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この初手のインパクトは間違いなく僕の心を震わせた。


た、たいしたものだ…


この初手で脳から汁が流れ、全身に鳥肌が走った。すげえ、マジですげえんだよ。もはや、触れられてるだけで気持ちがギンギンになった。


僕は最高のオイル初手を体験した。


まさにゴッドハンドと呼んでも遜色はない。


秀逸だ。至高だ。激熱だ。マジですげえ。


まさに、神の業。
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そして、腰にぴたっと降臨したゴッドハンドはじんわりと溜めた後、静かに、艶かしく、僕の身体を這っていった。その強弱、緩急、温度、感覚が感動を加速させていく。


うーん、良い…
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僕は目を閉じ、心の中で彼女を称えた。


もちろん、その想いは口にしない。なぜなら、癒しの渦中に入れば僕は無言になる。それこそが、最高のレスポンスだ。


やはり、玄人と玄人は施術で語り合う。


キミは施し僕は受ける。


ただそれだけ。言葉などはいらない。キミも求めていないだろう?そんな薄い賛辞は。


いつしか上半身が終わり、そのゴッドハンドは下半身へと進む。


解除された脚のタオル、そしてこれ見よがしな足裏騎乗。


その感触に違和感。
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なんだか妙に布感がない。


え、まさか


あなたも…
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気付いた時にはもう遅い。


楽園にも蛇はいる。彼は人間に知恵の実を食えとそそのかす。
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芽生えた不摂生。


男が男である以上、潰えることはない不滅の魂。傾く意識。
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俄然、そわそわしてくる。


そして、その優しい差しが入った辺りから僕達は完全に仕上がっていった。


ああ、きもてぃいんご


もっと、もっとほしい。


なにより、この脚に関してはそれなりな差しにとどまっていた。たしかに深い。しかし掛かってはいない。ほどほどのほどほど、キッチリ鼠径。


だからこその安心感とそわそわな焦らし感。


だが、両脚が終わった後


僕の尻がゆっくりと割られた。
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うっ!


彼女のその所業に躊躇はなかった。ゆっくり的確に僕の尻を割り、ポッチの上でそのゴッドハンドは踊る。


神々の宴が始まった。
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罪深き哀れな人間には罰を。


魂へ雷が落ちる。

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先の施術により研ぎ澄まされた感覚によって、快楽は倍々チャンスとなっていた。


あふーん


いつもより余計に新鮮な声が出た。


僕の変な声と荒い鼻息だけが部屋に響く。


四つん這いお願いします♪

後悔の4-1-5

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これまでの工程で、彼女が巧者であるということは十分に理解した。


しかし、どうだ。なんとなく握り屋ブンブン丸なような、そんな気がする。


それは遠い記憶の断片か、刻まれた業の深さか。


そうなると、この四つん這いは修羅場となる。


耐えうるのか、僕に…。


いや、やるしかねえ


聖なるポーズ!
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彼女に付き出した尻。無防備、無抵抗、平和と戦争、武器よさらば。


さあ、スタートはどうだ、攻めるのか?絞るのか?


後方からゴッドハンドが迫る。
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それは、鼠径を優しくなぞった後


これ見よがしに一気に来た。


でぃん!!
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的確に、それは確実に

殺意にまみれたその所業。


やばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばい…
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嗚呼、オシッコがしたい


撤退…!
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電光石火の白旗だった。


これ以上はさすがにもたない。


前回もこんな感じだったっけ?彼女が進化しているのか僕が衰えたのか、その真実はわからない。


ただ、無理なものは無理。


ごめんよ、へへへ


僕は気味の悪い薄ら笑いを浮かべるしかなかった。


しかし、彼女は優しい。


大丈夫ですよ♪じゃあ、私の上に座ってください♪


ん?こう?


そうそう…


彼女が胡座をかいていたのか正座していたのかわからない。とにかくその彼女の上に背を向けて腰を下ろした。
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いわゆる、セラピスト椅子。


すると、どうだ。


ここでも繰り返される修羅の業。
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後ろからギンギンになった狂気の愚息をここぞとばかりに弄り倒してくる。もはや、相棒は成す術もなく、きっちり愚息を取りこぼしている。


くう…


なにより、その姿見に写る僕の哀れな姿よ。


たるんだ腹、ギンギンのそれ、苦悶に歪むブサイクなその顔。
その背後から伸びた彼女の手が僕を弄ぶ様を見てるだけでもうダメだった。


注意を反らす。
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パッと思い出したのは住之江のあのレース。


それは快感を抑える苦肉の策。あれだ、冒頭で書いた豆買いの寸寸で外したあのレースだ。


僕はこのレースで4-全-236というゴリゴリの穴目を買っていた。なにげに自信があった。展示で4号挺の田川がやけに吹いていたんだ。
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これは頭もあるぞと。


まあ、豆買いではあるが当たればラッキー、飲み代くらいにはなる。


だが、結果はこうだ。
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キッチリ抜け目の4-1-5。


すごい気持ちになった。そりゃ4がいけば5もいくって。


結果がでて、その必然に気付く。


お万舟狙いで取りこぼすなんてマジでもってない。豆なんだから流せよ、ほんとそれ。そもそも5なんてあえて切ったんだよ、宮寄さん出てなかったじゃん全然出てなかったじゃん。だから切ったんだよ、宮寄さんなんでくるんだよっ…!


悔しい、本気で悔しい。


流しときゃ2万強よ。
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絶妙にかすってるのがマジで拗らせてくれる。


白井が飛んでいったあのレースより、これは今思い出してもマジで遺恨だけが残っている。


彼女の上に座り、愚息を詰られながら、3着に5号挺の宮寄さんを入れなかった自分自身を呪った。そして、心の中で唱えた。

4-1-5、4-1-5、4-1-5…。


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はっ!
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ごめん、ちょっと待って…!


どうしました?


ん、ちょっと、その…


ふふふ♪まだダメだよ♥️


それで全てを察した。これからの展開を。彼女のその発言の意図を。


彼女のその手は止まった。


しかし、危なかった。宮寄さんを考えながら昇天するところだった。それだけは絶対にあってはならない。


仰向けやります?


Enjoy time!


花に嵐のたとえも

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仰向けーーー。


初手は意外にも、脚へのオイルマッサージだった。その所業はこれまでのブンブンとは一線を画してして、不摂生な臭いはしない。


僕は片足の膝を立て、彼女はそれをゆっくりしっとりと優しくマッサージをする。


もはや癒し要素をナチュラルに楽しめる余裕もゆとりもなかったが、その巧妙なタッチに心なしかゾクゾクとした快感が走った。


それこそが、彼女のもつ圧倒的なスキルと言えよう。


やはり巧者だ


ただマッサージをしているだけだというのに、その捌き、所作、ギリギリの駆け引きが僕のリビドーを存分に引き出してくれていた。


この脚道中だけでも、はあはあと喘ぎが漏れていた。それほどのゴッドハンド。


しかし、不摂生な蛇は静かに忍び寄ってくる。


いつしか、彼女の顔は世界の中心寸寸ギリギリへと接近し、甘そうな吐息がフーフーと。
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そう、愚息へ吹き掛けられるゴッドブレス。


一見、柔らかい春風ではある。


しかし、内心では間違いなく春一番。


飛ばされる。理性も尊厳もなにもかも。
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僕もいよいよ年をとった。


これまでの人生、ずっと博打と酒とメンエスだった。


嫁も気付けばどこかへ行った。


この世界のどこかに僕の家族がいるが皆幸せになってほしい。


博打ではそれなりに負けたりもしているが、たまに大勝したりして楽しんでいる。


まあ、酒は相変わらずだ。


好きだが年々弱くなっている。すぐに酔っぱらって、翌日は二日酔いの度に自殺している。


メンエスはどうだ。


もはや新規凸など随分やってない。


そう、ビビってる。


怖いんだ…


だが、こうして愚息をフーフーされていると、なんだかやれそうな気がしてくる。日常から逸脱した世界、100年の孤独は思い過ごしだって。


ごめん、出s


もはや、限界だった。すでにあの四つん這いからヒーヒーだったからこそのデコピン一撃の命。


フーフーだけでも、余裕で死ねる。


気持ちいい?


ああ、たいがいだよ


大丈夫、彼女はちゃんと時間配分ができる。


だって、プロだ。間違いない。


そして、仰向けでのカエル脚へ。立てていた膝は横に倒され、彼女は添い寝ポジへと進行。彼女の顔は僕の一筒の横へ。そして、その脚とゴッドハンドで愚息はゴシゴシとほんのりと研磨される。


その刹那、一筒へ電撃が走った。
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ああ、これは覚えている。たしか、前回もそうだった。キミはニコニコしながら、そうペロペロしていたっけ。


もう、いいだろう?


それは、その業が始まってすぐのすぐ。いや、僕はたしかに、これまで、ずっと、僕は僕なりに、我慢をしてきたんだ。


だからこその、もういいだろう。


彼女はそのレバーを強く握り、絡めていた脚に比重を掛けた。


誰が呼んだか、必殺のVモンキー。
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僕はすでにチンチンに焼けていた。


だからこそ、添い寝で寄り添うあなたをギュっと抱き寄せたかった。なんなら、どさくさに紛れて尻など触りたかった。しかし、しかしそれはダメだ。


僕もプロだから。


何があってもメンエスで動くことはない。


なにせ、もし万が一、 ワンチャン、 案件とかきたらどんな顔すりゃいいんだって話だ。


僕の手は空中で静止し震えていた。
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そして、握る、固い拳を。


その拳の中にはなにもない。握っていたのは清新な空気、希望、矜持…。


まったく、呪われた稼業だよ。


手本引き、スイチで張って後に続け。そして、僕の屍を越えていつか骨を拾ってくれ。


僕は静かにその拳を天に掲げてこう言った。


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まとめ

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【ジャンル】日本人メンズエステ
【タイプ】ワンルームマンション
【場所】伏見
【コース】90分
【料金】17500円(指名+OP)

癒し ★★★★★
エロ ★★★★★
密着 ★★★

トータル ★★★★


そうだ、記事を書こう。
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彼女の手から放たれた優しい熱は僕の心に火を灯した。残さなければならない。この素晴らしい施術を、セラピストを、そして僕の感動を。


メンエスの体験、それは千差万別、一期一会。人と人が織り成す愛の記憶。


たった1人の、たったひとつのメンエスというそれに

狂えていてよかった。


たとえ、結果が股間に吹いたゴッドブレスだとしても、この体験を一生忘れたくない。


あのオイルの初手は本気で痺れた。


今、僕は自宅で酒を飲んでいる。


カネがないから、店からパクってきた鏡月を水道水で割ってね。


その味は、気分が悪くなるようなお粗末なものだ。しかし、この体験を思い出せばどんな辛い状況も乗り越えられるような気がする。


良い体験をした


だから、記事を書かなければならない。


あの日。雪が散々と降りしきる深夜。原付を走らせ向かったアジエス。受付で抜いていくかと聞かれ、尻の穴をほじくられて感動したあの日に僕は生まれた。


あれから随分の時が流れた。

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いっちょまえに、僕はメンエスライターと名乗るようになった。たまに案件なんかもきたりする。しかし、その心には穴が開き、情熱の炎は消えていた。

今回の彼女の施術はそんな僕は甦らせた。

田舎で耕した畑に、希望が実る。どこから聞こえる突撃ラッパ。散っていった戦友達の屍を越えて、僕はその先で骨となる。

闘わなければならない。

これから前だけを見つめて歩こう。

曇った眼でこの汚れた手で、僕の闘った記憶を残そう。

僕は僕自身の記憶なのだから。

やはりメンエスは良い。

こうやって、ふんわりと背中を押してくれる。

眼を閉じるとあの熱が甦り、耳をふさぐとあの股間に吹いた風の音が聞こえてくる。

this story has never ended…

この物語は決して終わらない

以上。

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