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【安城アジアンエステ】最後の恋+plus~VIPコースって他のコースと何が違うんですか?~

どうも、ラジャです

目次


とても香ばしいアジエスを見つけてしまった。


ここだ。


+Plus…


その「+Plus」に僕の好奇心はそそられた。


なんでもかんでも+plusを付ければいいってもんじゃない。そもそもなんなんだよ、+plusって。


…一体なにがplusなのか


そんな疑問からこの物語は始まった。


お店

saigonokoiplus.eei.jp

【店名】最後の恋+Plus
【ジャンル】アジアンエステ
【タイプ】路面店
【場所】安城し
【コース】VIPコース70分
【料金】15000


とりあえず、その住所からして転生を繰り返す魔界店であるのはすぐにわかった。


しかもなにげに転生前のお店に僕は凸っている。


まだ喜楽の時代だった。
www.este.fun


それはしょっぱい体験だった。


だからこそ、流れとしてはあまりよくはない。やはり転生しようともその本質があまり変わらないのはアジエスが魔界と呼ばれる由縁。


とりあえず姐写真をチェックした。


ダミーとリアルの混在か


いわゆる、理想と現実。


そうなれば理想に張りたくなるのが僕ではある。


いやいや、僕はもう騙されないぞ


前回、ダミーに賭けて手痛く負けたばかり。もはやダミーはマミー。僕は愚に張らない。


ここは回避だな…


そのHPを閉じようとした時だった。


コースとか料金とか、そういうシステム的なやつがふと気になった。


そして、それをチェックしてみれば衝撃が走る。


メニューの下方、まがまがしく君臨している明らかに不摂生そうなコース。


そう、VIPコース…


価格は出ました最安価で15000円。割引なしの強き設定、「当店は風俗店ではありません」がやけに妙味を効かせている。


いや…いかんいかん


どうせ、魑魅魍魎の百鬼夜行でしょ。


くだらない。もういいんだってそういうの。猿じゃないんだから。


むしろ、イチゴーいくんなら日本人メンエスに凸したい。


最近アジエスばっかでいよいよ逆に疲れてきた。



…VIPか


他のコースと一体何が違うんだ?


そんな疑問が涌いた。


好奇心に火が灯る。


めちゃくちゃ気になった。


だが、やはり悩む。唸るほどのゼニがあるわけでもなし、またイチゴーいくの?アジエスに?しかも不摂生だとわかってて?


うーん…


予約TEL


やはり気になったら行くしかねえ。


後悔とチンコは先に起たずだ


お店に電話すれば、艶かしい声の姐が出た。


それにその対応も良好。


だからこそ、聞きたくなる。


VIPコースとはなんぞや。


しかし、電話でそれを聞くのは甘えってものだ。まがりなりにも僕はプロ。答えはフタを開けるまでのお楽しみにしておきたい。


今回はフリー凸で。


姐に伝えたのは「今から行けるかい?」のみ。


そりゃそうなるだろう。だってHPの姐写真はほぼほぼアテにならない。


だからフリーでいい


1時間後に予約をとり、お店へ向かった。


到着したのは昼下がり。


見慣れた長屋調の箱。お目当てのアジエスの隣には焼き肉屋。昔からそこにあったのか覚えていないが、ちょうど昼時で共用の駐車場には車がそれなりに停まっていた。


その駐車場に車を停め、時間調整の為に窓を開けてタバコを吹かせば風に乗ってほのかに漂ってくる美味しそうな焼いた肉の匂い。


ふと、視線を感じた。


それは隣の車に乗っているカップルのお兄さんだった。


めっちゃ見てくるやん…


目が合えば、彼はフッと視線を外しスマホをいじりはじめた。


なんなんだよ…


そして、僕はタバコを吸い終わり、いつものようにタマをポッケに詰め車から出ようとすれば、


まだおるわけだ。


はやくどこかへ消えてくれ…!


今、僕がそのアジエスにのこのこと入っていけば間違いなくあのカップルの今日の話題になる。


それは回避したいさすがに。



2本目のタバコに火を着け彼らが動くのを待った。


しかし、一向にカップルは動かない。


そして、そのタバコを吸い終えた後


僕は覚悟を決めた。


姐が待ってる。もういい。僕はお前達の話題になろう。ほらほら、昼間っから如何わしい店に入ってく不摂生だ。笑えばいい。蔑めばいい。

only god can judge me?
i wanna say fuck
you can judge yourself
because that is your life


僕は車を降り、肩で風を切りながらお店へ歩く。


背中に使命を、心には覚悟を抱いて。


そして、その玄関扉に手を掛けた瞬間、背後から車が動く音がした。


僕は振り向かなかった。後ろには、夢がない。


あと30秒遅ければ…



玄関扉を開けば定番の「キンコーン」が店内に鳴り響く。そして奥から聞こえるスリッパどぞー。


また、ここへ戻ってきてしまったか。


転生したとはいえ、箱の造りというか装飾もあまり変わっていないような気がした。


玄関に置いてあったスリッパに履き替え中へ一歩踏み出す。そのタイミングで奥から姐が現れる。


むむっ…


ベビードールを纏ったその姿からして案内姐ではないとわかった。彼女はいわゆる現役のプレイヤーだろう。

ということは、あなただ。


あなたが僕を施術してくれるんだ。


それはフリー凸の不文律。最初に出会った現役姐が施術してくれるというやつ。


その容姿やコテコテのアジエス姐。
※詳細は後述


マスク着用だからこそ、よけいに量産型でどこかで出会ったことがあるようなそんな気がした。


余談だが、後々HPをチェックしてみれば彼女はリアルなほうとしてそこにいた。そう考えてみれば、ダミーがマジモンの幻だったと理解できる。


電話したよ


そう伝えれば玄関すぐ横の待合スペースへ案内され椅子に腰を降ろす。彼女は僕の左前方、なかなかの至近距離に膝をつく。


コースは?


テーブル上のメニューPOPに彼女は手を伸ばす。


もちろん、VIPコース70分の決め打ちではある。むしろ、それが気になってきたんだ。VIP以外なんてありえない。


ただ…


目の前の姐のクオリティーがその決意を濁らせる。


僕は長考ボタンを押した。



どこかで出会ったことがありそうなコテコテのアジエス姐。マスク着用、スレンダーでいて質素で素朴。そして、それなりにお歳を召されているような。


玄人の気配はある。


おそらくだが、かなりの場数を踏んでいるであろう歴戦の有志であるのは間違いない。


それは、その落ち着き払った対応や待合室スペースでの距離感から容易に想像する事ができる。


しかし、言うて無しよりの無しではある。


残念ながら、彼女の容姿は1ミリも掛からない。


だからこそ、悩んだ。


いくらVIPコース目的とはいえ、彼女にその業を担ってもらうのはさすがに厳しい。


plusどころかminusになる。ゼニは有限だ。特に、今の僕は慎重に動かなければならない。


うーん


ルックス マスク着
スタイル スレンダー
衣装   ベビードール
推測年齢 40前後?
接客態度 不思議
日本語  △


とりあえず飛べ


コースどうする?


せかしてくる姐。


ここは、禁じ手を打つしかないか。


このVIPコースとは…?


聞いちゃった。


しかし、これこそが今の僕にとって最良の一手。恥を忍んで、地獄の釜の淵を覗かせていただく。


すると、彼女は言った。


15000円


違う違うそうじゃない。


他と何が違うの?

あー、サービスちょっと違う

サービス?ちょっと?

そ、気持ちいい…


オーケー。もう十分だ。愚行だったんだ。そんなん聞いても教えてくれるわけがない。


もはや、特攻しかないのか。


どうせ片道分の燃料しかないんだ。目をつぶって突っ込もう。戦友達よ、僕は先に逝くよ。


誰が呼んだか、最後の恋。覚悟を決めて、いってこい。


じゃあVIPで

15000円ね


期待値はおそろしく低い。


なにせ、その姐のクオリティーだ。そこだけは間違いなくVIPではない。


しかし、ずっと気になっていたことがあった。


この待合スペース、僕が座っているその対面に衣装ラックが置いてある。そこにはベビードールだろうか、ヒラヒラの布みたいなやつがいっぱい掛けてあった。


僕は察していた。だがあえて聞く。

これはーーー?

ふふふ…


姐は微笑むだけでなにも言わなかった。だからこそ、僕のほうから攻める。なにせ、こちとらVIPだ。遠慮などいらない。


衣装、選べるの?

…大丈夫よ

そう…


僕は椅子から立ち上がり、その衣装達をざっとチェックした。ほぼほぼベビードールで数着ドンキで売ってそうなコスプレが混ざっている。


ベビードールでいいだろう。


色味、透け具合、材質、どれがよりVIPかをそれらを手に取りつつ考える。


そして、そいつを見つけた。


これはっ…!


それは、透け透けのベビードールだった。


ましてや露出度がやばい、かなりの高火力。


これにしましょう


そいつを衣装ラックから抜き、姐に渡す。


すると、彼女は少し困惑したような気配を漂わせる。


これ?

うん

うーん…いいよ

よろしくお願いします


洗体


施術スペースへ移動。


重厚な仕切り壁、入り口カーテンの典型的なアジエス仕様。というか、案内されたそこはたぶん前回凸の時と同じ。


エアコンがギンギンに効いてくる角。


奇しくもまたここか


そして、かなり薄暗い。不摂生な雰囲気がバチバチに醸し出されている。


服、全部脱いでね


姐はそう言いどこかへ消える。僕はすぐさま服を脱ぎ、闇の中に裸単騎で待つ。


しばらくすれば姐が戻る。


僕が選んだベビドを纏っていた。


その姿はかなりリアル。


色気がかなりの薄味であり、ベビードールの実用性が垣間見れた。それにまるで、ヘンリー塚本の世界のようにどこかノスタルジックであって哀愁が漂っていた。


ないわーw


そして、どこかへ案内される。


施術スペースから出てすぐのそこは赤い光にギラギラと照らされた風呂場だった。


いや、こうも赤いかね


ってくらいギラッギラだった。


隅っこにはやや小ぶりで年期が入ったアカスリ台。


姐はそこへシャワーの湯を掛けた。


それにより、これから洗体が施されると察した。


オニイサン、うつ伏せね


アカスリ台へ伏せれば、そのザラついた感覚に多少の不快感を覚えた。


そして、姐は例のワシャワシャで背中から洗い始める。おそらくナチュラルなボディーソープだろう、泡がシャビシャビだった。


その捌きは完全にデイサービス。


優しさはあるが愛はない。


いつしか、僕のホラ穴はグリグリに洗われた。汚い聖域だ、やはりきっちり仕上げたいと思うのは僕と姐との共通認識だろう。


それから脚を軽めに流されれば、突然始まった不摂生タイム。


お楽しみスポットを起点に、初手はお馴染み龍の爪。


やはり、グリグリか…


正直、この展開には飽きている。


なぜ、どこのアジエスでも、というかどの姐にしても、こうも似たような流れ・構成になるのか。


アジエスとは超個体なのかもしれない。

超個体とは?
多数の個体から形成され、まるで一つの個体であるかのように振る舞う生物の集団のことである。


だから、どこに行ってもだいたい同じ。


各地に点在するお店や姐達の施術が申し合わせもなく似たり寄ったりになっている現状からしてあながち間違ってはいないと思う。


強いて言うなら、姐の容姿やその腕前で満足度が変動するということくらいだろう。


気付いてしまった、真理というやつを。


そんな事を考えていると、姐の所業により愚息はそれなりに仕上がる。なにせ、グリグリだからこそ、こればっかりはしょうがない。


オニイサン、仰向けね


泡を背負ったまま、表へ返す。


剥き出しの狂気がピョコピョコと頷けば、彼女は「ふふふw」と微笑んだ。


余談だが彼女は施術中、けっこうな頻度でふふふと笑う。それについては、ちょっとホラーだったりしたがあまり触れないでおこう。世の中にはいろんな人がいるんだ。


上半身→脚と洗体が進めばやはり終点はお楽しみスポット。


やはり、握りが入る。


それは、明らかに殺意が満ちていた。


だからこそ、秒で白旗を揚げた。


なにせ、今回こそラストまで絶対に生き残なければならない。間違っても、すみませんは許されない。


そこには断固たる強い意志があった。


僕はその呪いについて説明をした。恥も外聞をかなぐり捨て、ただ生き残るために。


しかし、姐は


ふふふwww


と笑うのみ。果たして伝わったのかそれはわからない。ただ、その後はちょっと待ってと言えば待ってくれたから大丈夫だろう。


そして、シャワーで泡を流してくれた。


そのしぶきにより、顔や髪はけっこう濡れる。しかし大丈夫。今日はZONEじゃないから。


起きて


という指示でアカスリ台から立ち上がれば「後は自分でシャワー」を渡される。


とりあえず、生き残った。しかし、僕の心は焼け野原だった。なにせ、ここまで前回の体験と似たり寄ったり。


つまり面白くはない。


それに、直感ではあるがVIPコースも大したことないんじゃないの?という想いも湧き出ていた。


その心情は


ーーー後悔。


ここへ来てしまったことの、それを選んだ僕の愚行を後悔する。


そして、身体を拭き腰巻きタオルで姐と共に施術スペースへ戻る。


僕の眼は開いているか?

指圧


施術スペースへ入れば、濡れた身体に冷房の強烈な風が突き刺さる。


さ、寒い…

寒い?

ああ、猛烈に


そうすれば、姐はリモコンでピッピッとやる。


その間、僕はカラーボックスの上で待機している相棒達を眺めていた。


淡紺に白ふち。棒状に封印された彼らはおそらくブリーフタイプだろう。平成の頃、トランクスタイプとの頂上戦争を戦い時代を席巻した猛者だ。


しかし、目の前に待機している彼らから精気を感じない。


お上へのポーズの為にそこに飾られているんだろう僕にはわかる。


…オニイサン、うつ伏せ


やはり、相棒に触れることもなくうつ伏せの指示が飛ぶ。悲しきかな、それがリアル。


悪漢は長生きする
綺麗なひとは早く死ぬ


成仏してくれ


布団の上にうつ伏せになれば、全身にタオルを掛けられ指圧スタート。


初手は片手で右肩、逆の手で左尻を圧すクロスファイヤー。こだわりすらも感じる初動ではある。


しかし、その後背中→肩へとその指圧が展開されていけば、イマイチ沁みない。


力加減はそこそこではある。


ただ、その捌きに粗雑さというのか、ただ圧しているだけな気がした。


おそらく、彼女にマッサージの心得はない。


だが、今回はそれでいい。


なにせVIPだ。言うて指圧は期待していない。すべては、彼女が言う「ちょっと違うサービス」を堪能できればいい。


今日どこ疲れた?


ふいに、彼女は定番をぶっ込んでくる。


この場において、やはり適切な返しは「オチン○」でしかるべきだろう。しかし、それは前回かました。僕はマンネリを嫌う。行きと帰りは別の道を通りたい。


腰かな…


打ち回した。キミが欲しいであろう牌は切らない。


お尻?ふふふ♡


彼女はそう微笑みながら僕の尻をギュッと掴んだ。違う違うそうじゃない。


しかし、訂正はしなかった。


なぜなら、場が不摂生に沸いていると察したからだ。もはや、その流れはどうすることもできない。ただただ、それを受け入れることしか…。


その後、彼女はその太ももをタオル越しに擦り付けるように腰へ騎乗したり、僕の枕元に正座してこれ見よがしポジを披露したりと、頑張ってくれる。


ただ、僕の気持ちは盛り上がらない。


なにより、その半端な業と沁みないマッサージにより癒しもなに生じない。


はやく終わんないかな。


ほんとそれだった


オイルマッサージ


全身をパンパンと叩かれれば、タオルが解除される。


指圧後の不摂生かと一瞬思ったが、あのシュコシュコ音から背中へ彼女の手が走る。それによりオイルマッサージの始まりを察した。


ほう、ちゃんとやってくれるのか


しかし、オイル量は驚くほど少ない。


ほぼほぼ素手に近い感触。それは摩擦を生み、熱を発した。


これは辛さすらある。


そして、全身へのオイルマッサージの終わりは尻を斬られた事で察した。


いわゆる、お楽しみスポットへの進行だった。


だが、差しはない。


その事実こそ、先への伏線であると考えるのがセッシャー思考。つまり、あえて余計なオイルを付けないんだろうなと。


なにせ、VIP…。


ちょっと違うサービスのその意味。


ふひひ


VIP


オニイサン仰向けね


ついに、その時がきた。


いよいよ始まるVIPコースの真髄。


僕はよいしょと表に返す。


ダラリと眠る愚息。はやく起きなさい、あなたの出番ですよ。


彼女はふわりと愚息の上に股がった。


いわゆる馬乗り的な。


そして、彼女は覆いかぶさるようにその顔を近づけてくる。


フェイス、トゥフェイス。


近々の顔と顔。


彼女は照れ臭そうにふふふ♡と強く微笑んだ。


そのマスクから漏れた吐息が僕にかかる。


中華っ…!


マスク越しではあるというのに、彼女の吐息は中華料理だった。その独特なパンチライン、僕はその1バースで殺された。



心は混沌へ沈んでいく。


そして、彼女はその腰を愚息に下ろす。


そのまま、これ見よがしにスリスリと擦り付けながら腰を動かした。


それはまるで、愛の営みのような所業だった。


愚息に走るパンティーの布感。


なんだ?これは…


もはや、ポンコツな芝居を見ているような感覚になる。


そのすべてがシュールでありチープだった。あなたは何をやっているのか?それはなんだ、なんの意味があるんだ。


置いてけぼりにされる僕達。


もちろん、愚息はずっと眠ったまま。


いや、無理だろう。


1ミリとしてエロい気概など沸かない。


そして、彼女は騎乗を解除し愚息横にポジ。ふふふ♡と微笑みながら、その手にオイルをまぶし


殺意の波動を展開。


えっ…


伝わってくるのはワタシハアナタヲコロス。


彼女は柔らかいそれをスコスコに伸ばしたり縮めたりしている。


僕は天井を見つめ考えていた。


さっきのよくわからない騎乗がVIPなのかと。言うて、愚息はすでにオイルまみれだ。つまりそれが意味するのは


これで、終わり


彼女のその所業はずっと変わることはなかった。ただひたすらに、柔らかいそれを弄っている。


一心不乱、そこには一抹の淀みもない。


僕の哀しみはいつしか怒りへと変わる。


その矛先は姐ではない。僕だ。愚に張った僕へ向けて怒りが沸いていた。


なんて愚かなんだ僕よ。


心で叫んでいたちくしょう。


そんな心情だ。


殺意の波動をバチバチに受けているというのに、愚息はずっと柔らかい。


おい


返事がない。ただの屍のようだ。


はあ、しょうがない…


終わらせるか。


僕は力を入れた。怒りを込めて。


代償は魂裏への激痛。当分残る残尿感。そして掻き立てられる不安感、僕は本当にEDじゃないのか。


逝くよ…


え?



呪いはこういう使い方もできる。


魂の裏に激痛が走った。この痛みを僕は忘れない。


彼女はもちろん驚いた。


ちょwえ?


そりゃそうだろう。


なにせ、ずっとぷるぷるだったんだから。


彼女はそのまま退室。


僕は仰向けのままその天井をぼんやり眺め考えていた。きっと、この天井には僕のようにVIPで泣いた諸兄達の涙が染み着いているだろう。


そして、姐が戻る。


シャワーへと促されるが僕はそれを拒否した。


チンチンだけ拭かせてくれ、それで僕はすぐに帰るから。


大丈夫?

ああ、大丈夫だ


僕はそう笑顔で姐に別れを告げ店を出た。


でも、心では泣いていたんだ。

まとめ

saigonokoiplus.eei.jp

【店名】最後の恋+Plus
【ジャンル】アジアンエステ
【タイプ】路面店
【場所】安城し
【コース】VIPコース70分
【料金】15000

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癒し ★
エロ ★★
密着 ★★
VIP ★

トータル ★


哀愁だけが残る。


ハナハナの設定1だとわかった上でぶん回したような気分。それをして、人は愚行と呼ぶ。


マジで辛い体験となった。


「VIPコース」に踊った僕が戦犯でしかない事実。それがなにより辛い。そもそも、僕は一体なにを期待していたんだ?という疑問すら涌いてみたり。


やっぱ、この暑さのせいだな。


アタマがおかしくなってたんだ。


ただ、ひとつだけ言わせてもらえば、あの謎の騎乗でVIPと冠するのはいかんせんアコギだ。


plusされていたのは哀しみだけだった。


さすがに、きついって…


以上


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