【安城アジアンエステ】可能性の獣に殺され一発で掴んだのは地獄のワンツー~ここはいつでも風しか吹かん~
※令和3年11月頃の話
どうも、ラジャです。
「一度寒い目が出ると、なかなか元には戻れない」
数ヶ月前、僕は今後を左右する博打(競艇)で有り金を溶かした。あの時から、マジで素寒貧な日々を過ごしている。
エステに凸るタマなんてねえ
もはや明日のタバコ賃もカツカツな状況。
月一の薄い給料、BANされたままのfantia。もはや手詰まりとなっている。
ああ
メンエスに行きたい
アジエスでもいい
ようこそ狂気の世界へ
毎月、様々な支払いをした後だいたい大1本弱が手元に残る。言い換えれば、それしか残らない。
それを握りしめパチ屋へ行くんだけど
んまあ余裕で殺されるわけだ。
で、11月の給料日の翌日だった。
支払いの為、給料を全額抱え近所のコンビニへ向かっていた
はずだった。
僕はユニコーンの前に座っていた。
軽い気持ちだったんだろう。
大一本で刺さるかもしかない。そういう甘い考え。
しかし、やっぱりそれは速攻で溶けた。
うんともすんとも言わなかった。
本来ならここでお疲れとなるわけだが、博打の女神が囁いてくる。
弾ならあるだろう?その懐の封筒に。
いや、これはダメだ。手をつけてはいけない命金。これを少しでも溶かす事になれば、何かの支払いが遅れてしまう。
撃つわけ・・・
負けなければいい
・・・
僕は負けない・・・!
給料袋から召還される愛の弾丸。
運命を貫き貧困を刺せ。
そして追加で2本、計大3本を溶かした時
僕の心は折れた。
ノーボーナス、ノーヒットノーラン。やられっぱなしのバナージ・リンクス。繰り返されたジンネマンとブライトの激昂。
完全敗北。
国保が払えない
お店
【タイプ】路面店
【場所】安城市
【コース】特設コース60分
【料金】11000円(割引)
僕よ、頭おかしいだろ
なぜ、負けたのにアジエスへ来てるのか?
なぜ、この店なのか?
なぜ?なぜ?なぜ…?
チンチンに焼けて自暴自棄になっていたと思う。
それしかない
もちろん、そんなパターンはきっちりバッドエンドが然り。知っていたはずなんだ。
この店はただただ香ばしいだけだって。
ここじゃない。
マジでここじゃなかった。
男は満たさせるだろう。しかし、心は満たされない。きっと、ここで出会う姐は「ガンバレ」とは言ってくれないわかってる。
ここにあるのは…
こんにちわ
予約TEL
電話にて「いまからいけるかい?」を発動。
あー何分後?…いけるよ!
慣れたもんよ。何回ここへ凸ってると思ってんだ。ええもう、番号もキッチり登録してあるぐらいの一蓮托生なんだよ。
店内に入り、
スリッパどうぞー
が奥から聞こえてきた。
僕は言われるがままスリッパを履き、玄関横の待ち合いスペースの椅子へ腰掛ける。
はあ、来てしもうた
そんな後悔が胸をよぎった。
奥からポッチャリしたベテラン風味の姐が茶を持って現れた。
もちろん、はじめましてだ。
余談だが、僕はこのお店へ年に2回くらいのペースで凸っている。その周期でも毎回必ずはじめましてな姐が出迎えてくれる。
つまり、ラインナップ高速回転という香ばしい事実。その背景はあまり考えないほうがいいだろう。
コースを選び料金を支払うと同時に
指名システムを発動。
それは、現状店にいる姐を直接見て選べるというフリークス御用達の必殺技。
しかし、
ごめん、今選べない…。1人ね。
との事。
ちなみにその案内姐はこの後、予約が入っているらしい。
そんな説明を受けている刹那、玄関扉がガチャリと開き他客来店。
スリッパどうぞー
なんてタイムリーな登場なんや
案内姐は反射的に待ち合いスペースのカーテンをシャッ!と閉める。
後から来たのに追い越され
そんな黄門様
セラピスト姐
奥へ案内されると、スレンダーな姐が出迎えてくれた。
ナチュラルメイクの先の先。つまりはほぼほぼすっぴん。
醸し出されているベテラン感。
容姿もそうだが、愛想というか対応というか、初見で1ミリも良しとする部分が彼女には見えない。
トイレは?
いいかな
いつもの狭い階段を上がり、いつもの施術部屋へ。
シャワー、服脱いでここ
今日は忙しい?
ワタシ、ニホンゴワカラナイ
掴んでしまったか。
今回の凸、やはり無謀なリーチだった。まあ、己の運だけで勝負するとだいたいこうなる。親の開けリーに追っかけられ、そのペン3ピンを僕は1発で掴んだ。
開けリー即ドラ1のワンツー。
なんでやねん
スタイル カリカリスレンダー
衣装 フレアスカート、チューブトップ
推測年齢 40中盤~?
接客態度 武心
日本語 ✕
施術前シャワー
腰巻タオルで風呂場へ。
「シャワーイキマース!」はたぶん一生ブレないだろう。
姐がシャワーで洗ってくれるスタイル。
もちろん、洗体とか聞こえがいいものではなく純粋に姐がシャワーでゴリゴリ洗ってくれるやつ。
女性に触られるその感覚はこの初手で多少は盛り上げてはくれる。男の子だもんしょうがないよ。
ただ、コミュニケーションがとれないのはやはりツラいか。話しかけても「ニホンゴワカラナイ」で一蹴はデフォ。
もはや、風しか吹いていない
施術
施術部屋へ戻り、姐の指示で煎餅布団の上へうつ伏せとなる。まあ、あたりまえのように相棒などはいない。
まあ、知ってたけど
全身にタオルを掛けられ、気持ちが盛り上がってくる。
さあ、いよいよ始まるぞと。
この数ヶ月間、エステから離れていた僕の身体はバキバキに凝っていた。肉を絶ち、骨を砕くようなゴリゴリハイパーなマッサージがほしい。
暗すぎる施術部屋、酷使されているであろうその煎餅布団の上で僕は静かに目を閉じた。
背中へふわりと圧が加わる…
ああ、優しい。優しすぎる。
ネジネジな指圧。挨拶的でむずむずするようなその加減に彼女のマッサージに対する心得など1ミリも感じられない。
やはり、指圧はオマケなのか…。わかっていたはずなのに、知っていたはずなのに、なぜ僕はこうも希望を抱いてしまうのか。あのユニコーンだってそう。世の中そんなに甘くない。
前述したが、僕はこの店へはちょいちょい来ている。
そして、来るたびに不摂生はブレない。
月日が経とうと、姐達が数度入れ替わろうと、やはりなにも変わらない。
けっきょく、いつも風が吹く。
ビュビュッ!と・・・
うつ伏せのちょこちょことした指圧で時間を潰せば、姐は仰向けの指示を飛ばしてくる。たしかにコース時間は短い60分。
しかし、彼女はオイルすら使ってこないじゃないか。
そういうこと
フィニッシュ
仰向けになるや、姐は退室。
すこし間を空け、洗面器片手に帰還。
(…泡?)
その洗面器に何が入っているのかはわからなかった。
もう、どうでもよかったんだ。
今回、僕は完全にしくじっている。
もはやこれからなにが起こっても驚かない。
姐は腰横あたりに座ると、なんの躊躇もなく僕の一筒をチューチューしてくる。
つまり、終わりの始まりだった。
ただ、なんだろう、気持ちがまったく盛り上がらない。
・・・
そして、姐は下方へと下がり股下ポジへ。
そういうことね
まあそういうことよな。
ダレた愚息、反応反射、ノーレスポンス。
魂へのkiss、kiss、kiss
からの
補食。
しかし、僕も年を取った。
なかなかどうして、覚醒しない。かのユニコーンと同じ。何が可能性の獣だ。結局僕も染みじゃないか。
もういい、もういいんだ
別にギンギンじゃなくっても終わらせられるから…それでいいんだ。
僕は、手を挙げた。
そして、彼女はその顔を遠く離し、僕の腹の上にティッシュの花を咲かせた。
彼女の手に握られた柔らかいそれはぐったりと溶けた。
おつかれ
無言の先に無感動。仕事を終えた彼女は退出。
見上げた天井。われわれは人生という大きな芝居の熱心な共演者だ。
姐が戻り、彼女は言う。
そして、仰向けまま脚への指圧を受けた。暗すぎるその部屋ゆえに瞼は自然に落ち、わずかな時間ではあったが僕は眠ってしまった。
余った時間、賢者の昼寝。
「オニイチャン」で目を覚ましノーシャワーでそのまま服を着て店を後にした。
自宅に戻り、すぐにシャワーを浴びた。
股関からアーモンドの匂いがした。
まとめ
トータル ★
こんな事なら、凸せんほうがよかった。
今でも本気でそう思う
施術という概念はなく、ニホンゴワカラナイ姐の不摂生でスッキリというなんとも残念な体験となってしまった。
店選びが悪かった。
なにより、今回の体験で一番悪いのは僕だ。適当すぎた。雑すぎた。
ってか、エステへ凸した事が自体が愚行。
すべては愚かな僕のせいです。
そして、この体験から幾ばくかの時間が経った。後悔は熟成され、傷は癒えつつある。
次こそは、次こそは良い体験をしたい。
だから、また闘う
以上
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