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【岡崎アジアンエステ】思い出を巡る旅へ~上手く行かない時は懐かしい景色見に行こうよ~

どうも、ラジャです

目次


働いて、働いて働いて、


僕はずっと働いている。


ギャンブルが打てなくなった今、もはや働くしかない。


ただもう、疲れたよ


灰色の世界、重い左肩、それにより痺れる左手、肩に姐の怨念でも乗ってるんじゃないのか?


そして、慢性的な寝不足は頭痛を誘う。


マジでクソみたいな人生だ。


良いことなんかひとつもない。ただ働き、飯を食い、税金納めて、また働く。死ぬまでの暇潰しにしては苦行すぎる。


嗚呼、つらい…


疲れ切った朝、僕は掃除のバイト先へ車を走らせていた。


そんな時、ラジオからこんな歌が流れてきた。


www.youtube.com
Crystal Kay/恋におちたら


懐かしい…


僕が若かりし頃、当時付き合っていた彼女がカラオケでよく歌っていた。


あの頃は楽しかった。パチンコ、女、酒だけの健全な日々。将来のことなんかどうでもよくて、ただその日が楽しければそれでよかった。


沁々とした気持ちでその歌を聞いていれば、こんな歌詞が刺さった。


上手く行かない時は懐かしい景色見に行こうよ。


…!


懐かしい景色を巡る旅


休日の朝。


家に居ることが苦痛に感じる。チェンソーマンも全部観た。やっぱパワーちゃんだな。僕も乳を揉みたい。


とりあえず、口座に残った数千円の端ゼニで舟券を買った。


勝負ではない。ただのお遊び。


これが刺さる。


だが、少しも嬉しくはなかった。


遊びの時はすんなり獲れるくせに厚張りしたら獲れない。


その事実に憤りすらも感じた。


やはり、ダメだ


なにをやっても気分が上がらない。


そんな時、ふとCrystal Kayを思い出した。


今まさに上手くいかない時…。


懐かしい景色でも見にいくか…


そう思い立って、自宅から飛び出した。


行き先はあのCrystal Kayの時代、僕が暮らしていたエリア。


それは岡崎。


とりあえず、当時僕が住んでいたアパートへ向かった。隣人の屁の音も通すようなボロアパートだった。


そこへ向かう道中、想いにふける。


あの頃、すべてが新鮮だった。


朝イチに並ぶパチ屋の列も、毎夜繰り返された饗宴も、45組の集まりみたいな職場も、毎日食っていた名もなきカップラーメンも、若さゆえのおチンチン事情も。


そのすべてが新鮮であって未来への不安など1ミリもなかった。


ただただ、楽しかった。


腐ったもんだよまったく…


そして、昔僕が暮らしていたエリアに近付けばその異変に気付く。


通っていたコンビニがなくなっていた。


むしろ雰囲気というのか、思っていた景色とまるで違う。


なにより、辺りは田んぼが広がっていたが、閑静な住宅街になっている。


たしかに昔の記憶だから多少の思い違いもあるだろう。しかし、「こんな感じじゃなかった」があまりにも強い。


数十年でこうも変わるものなのか…


変わり果てた情景はまるで違う街へきたかのような錯覚を与えてくれた。


結局、僕が住んでいたアパートはおそらくここだろうという感じでなんとなくはわかったが立派なマンションが建っていて面影すらもなかった。


「思い出は心の中」、というわけか


そんな諦めに近いような気持ちを抱きながら、僕はその土地を後にした。


上手くいかない時は懐かしい景色を見にいこうよ。しかしそこには、懐かしさの欠片も見当たらなかった。


左肩がアホみたいに痛い。


左手がビリビリに痺れている。


まあ、せっかくここまで来たんだ。さっきボートで稼いだゼニもある。


寄ってくか


お店

【ジャンル】アジアンエステ
【タイプ】路面店
【場所】岡崎市
【コース】70分
【料金】10000


コンビニの駐車場で肉まんをかじりながらお店を探した。


そして、すぐに決まる。


そのお店は某アジエスランキングサイトのアタマにあった。とりあえずで開いてみれば70分大1本のイベントを確認。


もうここでいいや


即決だった。


今の僕にとって、安ければそれでよい。


姐写真はバチバチのダミー。
それに、HPには強風が吹き荒れている。当店は風俗店ではありませんが逆に煽っているかのように感じた。


もはや不摂生は確だろう。


そんな雰囲気しかしない。


だが、それでいい。


本音を言えば、健全そうなお店へ凸したかったがやはり安価は偉大だ。


それに、今の僕にはことごとく運がない。


どこに凸ってもどうせダメに決まっている。


逆にそうじゃないとおかしいくらいまでに思う。


きっちり裏目を引ける気がするんだ


予約TEL


今、やってるかい?

ええやってます


その声からしてわかった。


ゴリゴリのマダムだと。


なにより、対応としても安定感がある。それすなわち手練れで間違いない。


だからこそ、ここは仕掛ける。


今日は女の子はいっぱいいるのかい?

いますよ!見て決めてもいい

オーケー!じゃあ、30分後に…


そうやって電話を切った。


流れが整ってきている。


女の子を見て決めていいスタイルはいわゆる鉄壁。


それに、粒が揃っている(姐がいっぱい)ならよほどじゃない限りは外さないだろう。


ほんの少しだけ希望というものが湧いた。


そして、Google Map大先生にお店の住所を打ち、車を走らせた。


しかしその道中、なにげに見覚えがある景色だと気付く。


つまり「あの店」ではないのかと。


そして目的地まで残りわずかとなった時、その疑念は確信へと変わる。


やっぱり、あの店だ…


僕が思う「あの店」とは昔からそこにある老舗。


もちろん過去に凸した事がある。


転生しているのか?


そう思ったのも束の間。


いざそのお店の看板が視界に入れば、昔のままの店名がそこに刻まれていた。いや、僕の記憶に残る建物の外観も何もかもが変わっちゃいない。


やられた…


HPは完全にブラフだった。


せめて看板の店名くらいは変えていてほしいものだ。


そして、お店横の駐車場に車を停めポッケに玉を詰める。
今回は何があっても揺るがない決意の大1本のみ。


これ以上は絶対にいかない構えだった。


やはり、博打を引退してから節制するようになった。1000円は貴重だ。すき家で旨い飯が食える。


車を降り、お店へ入ろうとすればその入り口の異様さに足が止まる。


クタクタのブラジャーが玄関の目隠し壁に吊るされていた。


それをして、侵入者への警告と感じた。

どこかで聞いたことがある。アフリカの部族なんかが、自分達が暮らす集落の入り口にドクロを飾って来訪者をビビらせるらしい。


なにより、ブラジャーだ。


それはいわゆる不摂生確なのかもしれない。


もちろんそんな流れとなれば、玄関扉には鍵がきっちり掛けられていた。


僕はインターホンを静かに押した。


ただいま…


セラピスト姐


インターホンを押ししばらくすれば、ガチャっと鍵が回る音が聞こえ扉は開かれた。


巨乳のマダム姐が現れた。


さっき電話したよ


そう伝えながら僕は中へ入った。


けたたましい入場音が店内に鳴り響く。


スリッパどうぞ


足元を見れば、玄関マットの上に先客のものであろう靴が揃えて置いてあった。

名もなきくたびれたスニーカー。

そう、おじさんの靴だ。


こちらへーーー


スリッパに履き替えれば、待ち合いスペースへ案内された。


その椅子に腰掛けると、姐は言ってくる。


ニイチャン、ちょっと待つ大丈夫?

どれくらい?

30分くらい…

そうか…


この時、僕は動揺していた。


予約の意味ないじゃんとかそういうことではない。


アジエスではよくあることだから。


もっと重要な事実が姐のその発言に隠れている。


僕はそれに即座に気付いてしまった。


読者諸兄はわかるだろうか?


入り口にあったオジサンの靴は1足。

つまり、店内に客は1人。

にも関わらずの待ち。


と、いうことは…


姐も1人。


今僕の目の前にいる巨乳のマダムのみ。


電話で言われた「女の子はいっぱいいる、見て決めていい」あれも完全なるブラフだったわけだ。


もはや一択。敷かれたレールを走るのみ。


やはりこうなるか…


今回、店を探す時にコンビニで肉まんを食った。それは豚まんだった。それがもしピザマンだったらこうはならなかったかもしれない。


流れは整っていると見せかけての淀みまくり。


すべてが噛み合わない。洗濯物を干せば当たり前のように雨が降る。


やっとるとしかいいようがない。


僕は長考ボタンを押した。


選択肢は2つ。


マダム単騎30分待ちか話が違うじゃないかの降り逃げ。


たしかに、ここは安牌で回して降りたほうが良さげな気配はする。HPから、というかなにからなにまでくしゃくしゃなんだから。


だが、その巨乳は捨てがたい。


マスク着用の目力強めのマダム。たしかにふくよかではあるが、胸元パッカーンなドレスからその乳は溢れださんばかり。


まあ、容姿的には悪くはない、しかし良くもない。


うーん…

ニイチャン、どうする?


その刹那、迫る姐の巨乳に目が止まる。


その乳はほんのちょっとだけ、ぷるりと揺れたような気がした。


それをして僕の情欲が頷く。


オーケー、待つよ


ガジリ


コースは?


姐はテーブルに置いてあったPOPを指す。


かなり薄暗い店内、それは目を凝らさなければよく読めなかった。


ん?


そのPOPに刻まれた文字を読めばHPで確認していたコースとは時間も料金も違っていることに気付く。


やはり、全てが虚か…


とりあえず、ポッケには大1本しかない。


目の前にあるメニューによれば、大1本でいけるコースは一番上の指圧のみのやつかお試し30分くらいしかない。


だからこそ、カジるしかなかった。


クーポンは使えるかい?

ああ、大丈夫よ


ここでさらに攻める。


HPにあったイベントの70分大1本はないのかな?

1万円ならこれ60分…

ちなみにこの80分なら?

11000円ね

ふむ…そこを70分大1本でいけないかな?

あーーー…


たしかにこのやり取りを文字にしてみれば、僕がとても賎しい感じがする。そんな1000円くらいでゴネるなよって話だ。


だが、僕にだって正義があった。


HPのイベントをあてにしてここへ来た、むしろそれがあったからここを選んだ。


そりゃ電話で確認しなかったのは罪だが、それくらいいいだろ。忘れてたんだ。


ましてや、1000円の重みじゃないか。
これまで、平気でパチ屋のサンドに突っ込んできた英世は今の僕にとって生きるための大切なお金。


だから、僕は精一杯ガジる。

明日を生きるために。


ママに聞いてくるね


そう言って姐は待ち合いスペースを後にした。


そして、対面の生活感だだ漏れの待機部屋から姐のけたたましい声が聞こえてくる。


…怒ってるの?


そんな気持ちになるほど、姐は電話に向かってまくしたてていた。


ものすごく申し訳ない気持ちになった。


それから姐が戻りこう言う。


オーケーよ

あ、ありがとうございます…


僕はポッケから大一本を取り出し姐に手渡した。


ニイチャン、お茶飲むか?

いや、大丈夫だよ

オーケー、ちょっと待っててね…


そして、姐は先客の元へ戻っていった。


僕は待ち合い室の椅子に座ったまま、その時を待った。


すぐ隣の施術スペースから姐の話し声とマッサージ音が聞こえてくる。


なにせ天井解放のよくあるアジエス仕様の店内だからこそ、ほぼほぼ筒抜け。
タオルの擦れる音すら聞こえたような気がした。


BGMはYouTubeだろう。時折、無粋なCMが差し込まれていた。


しかし、先客に悪いことをした。僕のガジリにより間をつくってしまった。申し訳ない。


それに、彼の最後の「声」を聞いてしまった事は相当に業が深い。こんなことなら、車で待っておけばよかったとまで思う。


いまだにその音は僕の心に深く刻まれている。


クチュクチュクチュクチュ…

ィク!


悪い音だよ


施術前シャワー


30分待ちと言われながらも、実質20分くらいで先客は店を出ていった。


時短とかではなかったと思う。彼がスッキリした後シャワーを浴び事後マッサージをきっちり受けていたから。


ニイチャンお待たせー


先客が帰った後、姐はすぐに呼びにきてくれた。


隣の施術スペースへと案内される。


ついさっきまで先客がいた場所だ。なんか「ヒト」の臭いがした。


服全部脱いでシャワー


姐はそう言いながらどこかへ消えた。


僕はサクッと全裸になり、直立不動でぼんやりと姐を待つ。壁の赤い照明にバスタオルが掛けてあるのが目に止まった。


それはアジエスでよく見かけるやつ。


それをして毎回思う。


姐達は火事を恐れていないのだろうか?


そして、なかなか姐が戻ってこないので声を上げれば入り口カーテンの外で僕を待っていた。


タオルを渡され、それを腰に巻きながらすぐそこの風呂場へと移動。


脱衣所には電子レンジに電気ポット、炊飯ジャーが粗雑なテーブルの上に並んでいた。
むしろ至るところに生活の欠片が散らばっている。

ここがまさに老舗だと教えてくれていた。


風呂場はアカスリ台ドーンでそれなりに広い。なにより、全体的にかなりの年期が入っており存分に香ばしい気配が漂っていた。


シャワーの湯は出されていた。


つい最近凸した日本人メンエスのあのセラピストはやはりアジエス以下だったんだと再確認した。


聞こえてるかあん?


そしてシャワーの湯に打たれながら、なんとなく懐かしさを感じていた。


前述したが、僕はこの店へ数年前に凸している。
あれだ、友人と岡崎でキャンプをした夜に。パチ屋へ行った後にここに来た。
あの時、施術後のシャワーがなかったんだよな。そんなバカなって思ったよ。なにせ真夏でシャワーを欲していたから、かなりショックだった事を覚えている。


しかし、あれから数年が経ち意図せずここへ戻ってくるとは因果を感じてならない。



そんな時、脳裏によぎったのはあの歌だった。


上手くいかない時は懐かしい景色見にいこうよ。


…ふふ、そういうことか


僕は、また運命に動かされていたようだ。


ここに来るまでに巡った思い出の地は変わり果てていて、懐かしさは微塵も感じられなかった。


そして、失意の僕がたどり着いたのはここ。


昔凸ったアジアンエステだった。


運命は、いつもそう。


回りくどい演出で僕に「何か」を教えてくれる。


ただ、当時の記憶は驚くほどに薄い。だからこそ、この風呂場やむしろ店内に至るまで「こんなとこだったっけ?」と思ったのはリアルな話だ。


まあ、運命を感じることができた。


とりあえず、それでいい


そして、きっちり身を清め風呂場から出る。


さっき腰に巻いてきたタオルで身体を拭いていれば、姐がやってくる。


今日仕事休みですか?

ああ、そうだよ

おう…


この時、姐は哀しい表情を浮かべていた。


それがなんだったのか、いまだにわかっていない。


なんなんだよ…


指圧


施術スペースへ姐と共に戻る。


しかし、到着し振り向けばそこに姐はいなかった。


だからこそ、僕は展開を先読みし布団へゴロリと転がり伏せた。


すると、施術スペースの外から姐が声を掛けてくる。


ニイチャン、うつ伏せーー


そして、姐が戻り全身へタオルを掛けられればおもむろに背中への指圧が始まった。


当たり前のように相棒はいない。


むしろ、気配すらも感じなかった。それをして、昔はどうだったっけ?と一瞬考えたが思い出せないからもういいやとなる。


力はどうする?


姐はそんな事を聞いてくれる。


ありがたい。それじゃあ、遠慮なくゴリゴリをオーダーさせてもらおう。


かなり、強めでおねしゃせ

オーケー


こうして、僕のオーダー通りゴリゴリな指圧が展開された。


…いや、


痛い・・・!


彼女のふくよかな体格を活かしたそのマッサージは僕の骨身に深く沁みた。


それに、手数が多く足早に進む展開からしてそれなりな玄人であると察した。


だがそれが背中から肩へと進んでいけば、力に頼りすぎている感が際立ってくる。


つまり、彼女のマッサージは「破壊」だった。


気持ちいいを越えた圧倒的な痛み。


筋が切れ、骨が折れそうなほどの剛圧。グリグリでゴリゴリだった。


この時僕の左肩はコチコチ。


それは常に鈍痛を生み、左手の痺れを巻き起こすほど厄介なものだった。


姐はその左肩を渾身の力でグリグリする。


僕の脳は痛みで震えた。


い、いいっ…!


声にならない声が出て涙がちょちょ切れる。


しかし、自分でそれをオーダーしたんだからギブアップするのはなんか違う。


やはり耐えたい。


これは昭和生まれ平成育ちの哀しき性。
耐え忍び我慢する事が美徳であると当時の教師達のビンタが教えてくれた。


ニイチャン、本当に大丈夫か?


痛みに震える僕を見かねて、姐はそんな事を聞いてくれた。


あ、ああ、気持ちいい…


それは完全にやせ我慢でしかなかった。


しかし、この指圧が脚へ進んだ頃、左肩のコチコチが和らいだような気がしていた。


身体が軽くなりましたよ


そんなメンエスの常套句が心にわいた。


それはリアルな話だ。この施術が終わりシャワーを浴びている時、本当に身体が軽くなっていると感じた。


だからこそ、結果的にこのマッサージはよかったと言える。


道中はかなり痛いが、それに耐えうる価値はあったということだ。


ただこの指圧の後、試練があったりする。


そう、爪だ


その長い爪で


ゴリゴリの指圧は全身へきっちり施された。


その配分からして、指圧が施術時間のおおよそを占める結果となった。


だが、オイルマッサージもある。


それの始まりは全身のタオルを剥がされたことにより察した。


そして、姐は僕の全身を手のひらで撫でた。


その捌きはナチュラルなフェザータッチ風味。これ見よがしではなかった。だからこそ、僕の内情も凪いでいた。


オイルやりますね


そう言って、背中にオイルが数滴落とされれば姐の両手が走る。


その初手で感じた。


つめ…!


姐はその親指の爪を突き立てるように両手で僕の背骨の際を流した。


ぞわぞわと悪寒が走り痛みが追走する。


ふ、不快すぎる…


実際、ありえないくらいの不快感だった。まるで切れないナイフで引っ掻かれているかのような感覚、もちろんきっちり痛い。


なにより、彼女はおしゃれな爪など施してはいなかったと思う。確認はしていないが、彼女をしてそれはない。雰囲気でわかる。

ただ単純に爪を切っていないだけだろう。


本当につらかった。


早く終わらないかなとひたすらに願った。


背中へはその爪業と彼女の腕によるマッサージが交互に展開された。たしかに、その腕のやつは気持ちいい。背骨の筋がすっと伸びるような、そんな業だったから。


だが、爪はいらん。マジでいらん


そして、下半身へと進む。


尻へのオイルマッサージとお楽しみスポットへのこれ見よがしな撫でがセットで施される。


そのテロん!という軽快なタッチは妙な興奮を生んだ。


アジエスにしては良い演出だった。


これ見よがしの中にさりげなさがある。


だからこそ、ここから徐々に仕上がっていったのは必然だった。


それから姐は股下に構え、お楽しみスポットから下っ腹へその両手をニュルりと差し込みこう言った。


ニイチャン、ちょっと上げて

オッケー


僕は少しだけ腰を浮かせた。


そうすれば、差し場ができる。


姐はそこへきっちりと捲り差し、愚息と魂へバチバチなダンプをかましてくる。


ついつい漏れる感嘆の声。


おっふw


しかし、やはり僕もプロの端くれ。


彼女のパフォーマンスを最大限に発揮させる。


僕はさりげなく腰をさらに少しずつ浮かせていった。


そしていつしか、


言われてもない聖なるポーズに。


ここでアドリブが効かない奴は勝てねえ…!


本来四つん這いとは相手から指示があって成立する施術である。だからこそ、自主的にかます四つん這いは外道でしかない。


だが、この時の僕の四つん這いは完璧だった。


おそらく、姐も思ったことだろう。


(あれ、この人いつの間に四つん這いに…?)

と。


さりげなく、そして大胆に、雪解け水が大河へと流れるように僕は四つん這いをかましていた。


まさに場に溶け、施術と一体化していたと思う。


何を言っているのかわからないでしょ?

だが、それでいい。

これは、僕の日記なのだから。


そして、姐はここぞとばかりに魂と愚息を弄んだ。


右手で魂を転がし、左で愚息を擦る。


姐は僕のアドリブ四つん這いに最高のパフォーマンスで応えてくれていた。


だからこそ、完全に仕上がった。


そうすれば、呪いの足音が聞こえてくる。


しかしそれはほんの微かな弱々しい足音で、呪いはまだ遠くにいる。


まさか…

そう、そのまさかだ…


この時の僕は呪いに打ち勝つ強さがあった。


まだだ、まだまだ耐えれる…!


ギャンブルを引退し、ステイホームしがちになった昨今。僕は1日1回のアレが習慣になり、生粋のオナニストになっている。


実際、昨日の夜抜いたばかりだ。


だからこそ、呪いはその力を弱めていた。


もはや、今の僕達には直接的な露骨な絞りくらいしか効かない。


そんな余裕をかましている時だった。


ぎゅっ…!!!


うわあ…


突然の握りが発動。


姐は殺意の波動をシコシコさせる。


ずいぶん遠くにいたはずの呪いが振り向けばすぐそこにいた。


うん、無理。


ちょっと待ってほしい…


僕は四つん這いのまま呪いについて説明をした。


まだ死にたくない、楽しみたい、優しくしてほしい、そして最後に、

あなたはマッサージが上手だから…

というリップサービスも忘れない。


おけ、ゆっくりね


そうして、握り以前のややマイルドなムーヴで姐は僕達を弄んだ。だが、1度すぐそこにやってきた呪いはずっと僕の後ろに立っている。


ごめん、もう…

あーー、じゃあ仰向けね


最後に


背中や脚のオイルを軽く拭き取ってくれた後、僕は颯爽と表へと返した。


姐は愚息横に座り、焦らしの如く僕の脚や腹をオイルで軽く流した。いや、「焦らしの如く」と書いたが、実際は普通の流し。僕が勝手に沸騰していたから、ただそれだけでもハアハアしていたというわけだ。


間が空いても愚息はきっちり覚醒している。


なにより、エロい気概もギンギンだった。


やはり、日頃のトレーニングが効いていた。


それから早々に、姐は愚息を握った。


その手にはオイルがまぶされている。


だからこそ、僕が待合室スペースで待っていた時に聞こえた歪な音が鳴り響く。


クチュクチュクチュ、クチュクチュ…


…そろそろだな

ああ…

どうだ?これがキミが見たかった景色か?

さあどうだろ

歌っても?

ああ、いっしょに歌おう


君が子供の頃に見てた夢と願いごとを聞かせて たとえば今は違う場所に立っていても

思い通りにいかない日には懐かしい景色見に行こうよ

いくつもの思い出がやさしく君を包んでゆくから

心から心から思う君が信じてるものは何ですか?

この街も友達もみんないつでも君の味方でいるよ

always love…


いきます…!


そう告げれば、姐は枕元に置いてあったトイレットペーパーをその手にくるくると巻き付け構えた。


大丈夫よ


ふうううう…


そうして、姐はその右手で全速の擦りを展開。


こうなれば、もちろんすぐにThe End。


お疲れ様でした…!


こうして、懐かしい景色を巡る旅は終わった。


終点はトイレットペーパーだった。


…もういい?


姐はそう言いながら最後の一滴まで執拗に搾った。


もはや、毎日出してるばかりか昨日も出している。その量は少なく無色透明で、姐もよくわからなかったのだろう。


ああ、もういいよ


そして拭き拭きしてくれた後、姐は手を洗ってくると言って退室。


僕はその天井をぼんやりと眺めていた。


過ぎ去りし景色は2度と見ることはできない…


だから、今だ。


今を必死で生きるしかない。いや、必死になる必要はあるのか?鼻くそほじって虚無に生きてもいいじゃないか。

もはや希望もくそもない人生だが、考え方ひとつで少しは楽しくなるのかもしれない。


大丈夫、なんとかなる


まとめ

【ジャンル】アジアンエステ
【タイプ】路面店
【場所】岡崎市
【コース】70分
【料金】10000

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癒し ★★★
エロ ★★★
密着 ★

トータル ★★


古きよきアジエスだった。


ふくよか巨乳のマダム姐によるゴリゴリすぎる指圧は結果的に僕の身体を軽くし、普遍的なラストは心をスッキリさせてくれた。


焦らし風味な展開もあったのはそれなりに評価が高い。


なにより、極めてオーソドックスなアジエスという感想が残った。


だが、やはり爪だ。


あれがなければ、トータル評価★★★くらいはいっていただろう。


まあ、たらればを語っても仕方ないけど


余談だが、帰り際に姐からワイヤレススピーカーの設定を頼まれてかれこれ30分ほど店に居残った。


そのくだりをして姐の人柄がけっこう好きになったりした。やはり施術外での絡みは情をわかせる。


そもそも、彼女は邪がなく落ち着いた自然体で、なによりいい乳だった。


彼女はHPには載っていない。


むしろ、このお店自体が虚構の塊ではある。


しかし、それがアジエス。


戦場に咲いた花は愛でるしかない


以上

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